マイギャラリー 62
できあがった作品集の表紙デザイン
アート制作に掛かって約10年の節目の今年11月に個展(*)を開催する運びです。その宣伝もあって、今まで作りためた作品を作品集にまとめることに思い至りました。お陰様で、100作品を収録する皆様に...
「写楽な人々」
先日、上野で写楽の浮世絵展覧会を観てきた。写楽が活躍したたった10か月間の内の初期の作品が、やはりいい。役者のダイナミックな立ち振る舞いがよく表現されていると思った。
その展覧会に、写楽作...
「パウル・クレーな人々」
この作品のタイトルを考えながら見入っていたら、こんなタイトルが思い浮かんだ。
前にも記述したのだが、3DCGモデルを造形の発生器として考えると実に面白い。表現の無限の可能性が広がってくる。...
「鑑賞する人々」
興奮の内に旺玄展の会期が終了した。会期9日間で、約8000人の入場者が、当方の作品「宙(そら)の彼方」を見てくれたことになる。それでも、およそ半分の人は作品の前をほとんど通り過ぎるかのようにも...
「宙(そら)の彼方」--高知国際版画展入選作品
*第8回高知国際版画トリエンナーレ展入選作品
・会場:いの町紙の博物館(高知県)
・会期:2011年10月8日(土)~11月20日(日)
・画題 「宙(そら)の彼方」
・サイズ ...
「エルンストな人々」
現代アートにコラージュを一つの技法として初めて持ち込んだのがシュルリアリストのマックス・エルンストだという。コラージュ的な作品を制作しながらそんな思いが浮かんだ。
デジタル・アートの制作上...
「揺れる心の内」
先月で、渋谷モミュにて開催したデジタル版画展-「いろいろ顔の表現集」を終了した。その時は突然に訪れた。会期中に、それも会場で家内と友人と共に歓談している時のことだった。まさかこんな大災害に見舞...
「祭りの前夜」
*第77回旺玄展出品(予定)作品
・会場:上野の森美術館(上野)
・会期:2011年5月11日(水)~5月19日(木)
・画題 「祭りの前夜」
・サイズ F30号(H910xW7...
模様の発生器としてのガラス容器
作品を制作する立場から、デジタル・アートが面白い重要な理由の一つは、偶然の造形を作り出す確率を画期的に高められるということだ。面白い奇抜な造形を求めて、いろいろと自在に試すことが出来るというこ...
「出来心」---モミュでの個展作品No.11
・デジタル版画展-「いろいろ顔の表現集」-作品No.11
・会場:喫茶店カフェ・ド・モミュ(渋谷・宮益坂)
・会期:3/1(火)~30(水) AM11:00~PM6:00
・画題 「...
「眠りの中」---モミュでの個展作品No.2
・デジタル版画展-「いろいろ顔の表現集」-作品No.02
・会場:喫茶店カフェ・ド・モミュ(渋谷・宮益坂)
・会期:3/1(火)~30(水) AM11:00~PM6:00
・画題 「...
「恍惚」---モミュでの個展作品No.1
今回の個展、第2回目デジタル版画小品展の代表作品である。この作品を制作したことで、「いろいろ顔の表現集」として、顔の表現をシリーズでまとめようと思い立った。
・デジタル版画展-「いろいろ...
怒れる島
「ある島」の住環境に重大な事態がまさに迫りつつある情景を表現しようと思った。
「奇妙な顔オブジェ」の配置を流れや動きの中で構成していくことをいろいろと試行錯誤し、動物の動きと組み合わせるこ...
「覆われた真実」
■ 思い
顔を覆っているマスクは、同時に世の中の全ての事象を覆うものでもある。
このままだと我々には真実は決して見えない。社会不安、経済不安に対する
疑心暗鬼、渦巻く不満、不安の鬱積...
「潜在意識」
■思い:「違和感が構成する表現の面白さ」を追求し、シュールで挑戦的な作品を
目指した。無意識のうちに進行するいろいろな葛藤(相反する事象)を、画面の構成に
いろいろ組み合わせた。「動」と「静...
「復活」---モミュでの個展作品No.10
・デジタル版画展-「いろいろ顔の表現集」-作品No.10
・会場:喫茶店カフェ・ド・モミュ(渋谷・宮益坂)
・会期:3/1(火)~30(水) AM11:00~PM6:00
・画題 「...
「発想の素」---モミュでの個展作品No.9
・デジタル版画展-「いろいろ顔の表現集」-作品No.09
・会場:喫茶店カフェ・ド・モミュ(渋谷・宮益坂)
・会期:3/1(火)~30(水) AM11:00~PM6:00
・画題 「...
「目覚めの時」---モミュでの個展作品No.8
・デジタル版画展-「いろいろ顔の表現集」-作品No.08
・会場:喫茶店カフェ・ド・モミュ(渋谷・宮益坂)
・会期:3/1(火)~30(水) AM11:00~PM6:00
・画題 「...
「列島の果て」---モミュでの個展作品No.7
・デジタル版画展-「いろいろ顔の表現集」-作品No.07
・会場:喫茶店カフェ・ド・モミュ(渋谷・宮益坂)
・会期:3/1(火)~30(水) AM11:00~PM6:00
・画題 「...
「創造過程」---モミュでの個展作品No.6
・デジタル版画展-「いろいろ顔の表現集」-作品No.06
・会場:喫茶店カフェ・ド・モミュ(渋谷・宮益坂)
・会期:3/1(火)~30(水) AM11:00~PM6:00
・画題 「...
「置き忘れ」---モミュでの個展作品No.5
・デジタル版画展-「いろいろ顔の表現集」-作品No.05
・会場:喫茶店カフェ・ド・モミュ(渋谷・宮益坂)
・会期:3/1(火)~30(水) AM11:00~PM6:00
・画題 「...
「不滅」---モミュでの個展作品No.4
・デジタル版画展-「いろいろ顔の表現集」-作品No.04
・会場:喫茶店カフェ・ド・モミュ(渋谷・宮益坂)
・会期:3/1(火)~30(水) AM11:00~PM6:00
・画題 「...
「底なし沼」---モミュでの個展作品No.3
・デジタル版画展-「いろいろ顔の表現集」-作品No.03
・会場:喫茶店カフェ・ド・モミュ(渋谷・宮益坂)
・会期:3/1(火)~30(水) AM11:00~PM6:00
・画題 「...
「無意識下での思考」
最近の大きな関心事である。発想が突然湧くとか、いいアイデアが出るとはどういう時にどのようにして起こるのだろうか。
いつも思いつめたところでいい発想が湧いてくるとは限らない。ぼっとしていたり...
模様の発生器としてのガラス容器2
デジタル・アートが面白いポイントの一つは、思いもよらない偶然の造形などを出現させる確率を高められるということだ。その次に重要なのは、自分の想像力を膨らませそうなシーンの選択だ。この工程こそが自...
「背中合わせ」
ある大先輩に素晴らしいアドバイスをいただいた。現代アートの流れは、心象などの見えないもの、形のないものをいかに造形を使って表現するか、また目に見えるものであってもそれをただ写し取るだけではなく...
「マシン・マン・インターフェイス」
何となく理由もなくこんなタイトルが浮かんだ。人が機械を操作するために本来あるものだが、どうも、人が機械に使われてしまっているような状況がありはしないか。震災による原発事故の状況が毎日のように新...
「新しい未来が見えるか」
5人の女性たちが見つめる未来は何だろう。未曾有の震災から立ち上がろうとしている力強い国の姿であろうか。
背中が無言のうちにものを言う、という。背中の質感を試行錯誤しているうちに、そんな気が...
「この国はどこに向かっているのか」
何となくうつむき加減の人の行列を、人体モデルに質感を組み合わせることで作ってみた。それぞれのモデルの表情を変えることで動きを表現した。
課題が山積みで、出口の見えない行き詰まり感があった状...
「会話」
手のモデルを使ってデザイン的な素材を模索している中で出会った作品。何となく、「会話」というキーワードを思い立った。人体モデルのパーツがデザイン素材や絵画素材に汎用に使えると感じた一瞬だった。
「二律背反」
何となくそんな言葉が思い浮かんだ。
「意識」と「無意識」の間には「半意識」、「潜在意識」の領域がある。「現実」と「幻想」の間には「超現実」がある。それらには、明確な境目がなく、その領域はあ...
「先を見つめる」
今日で、大震災からちょうど1ヵ月。今日は、何度の余震があったことか。不透明な先行きが一向に晴れてこない。
しかし、だからといって意気消沈しても何もならないことは分かりきっている。そうだ、作...
「宙(そら)の彼方」
*第77回旺玄展出品作品
・会場:上野の森美術館(上野)
・会期:2011年5月11日(水)~5月19日(木)
・画題 「宙(そら)の彼方」
・サイズ F30号(H910xW72...
足の動きの表情の追求
足の表情の追求がとても面白い。顔や手の表情が見えないだけに、からだ全体の表情を想像させるという効果があるのだろう。また、思った以上に、足が雄弁にものを言っているようにも思えてくる。
年賀状らしくない年賀状
「タツノオトシゴ」をあしらった年賀状を制作しようと思った。しかし、結局、気に入ったものはできなかった。仕方がないので、個展の情景写真と勢いのある巨木を組み合わせた。あまり年賀状らしくない年賀状...
見果てぬ夢 Impossible Dream---作品No.1
昨年11月に応募した「懐かしの森風景」(4点作品の組作品)が、初出品した2011アジアデジタルアート大賞展で入賞した。詳細は、下記参照。 http://hobana.cocolog-nifty...
未知の遭遇 Toward New World---作品No.2
2011アジアデジタルアート大賞展入賞作品「懐かしの森風景」(4点の組作品)の一つ。ゴツゴツした太い幹の質感を重ね合わせて、重厚感と躍動感を強く表現したいと思った。制作途中で、まさに未知の感覚...
想い出の里 Nostalgic Islands---作品No.3
2011アジアデジタルアート大賞展入賞作品「懐かしの森風景」(4点の組作品)の一つ。大木のダイナミックな躍動感と羽根の舞いを組み合わせることにより、羽根が舞う幻想世界の不思議な空間を表現したい...